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2019/02/17 20:26
大好きな竹田和平さんです♪ぜひ一度ご覧ください(*^^*)
https://www.youtube.com/watch?v=lKrjLW3WEJk
・昔、昔、あるところで、正直爺さんが、
ポチという犬をかわいがりながら、大切に飼っていました。
あるとき、その犬が、正直爺さんの家の庭で
「ここ掘れ、ワンワン」と吠えました。
正直爺さんがそこを、掘ってみると・・・
なんと大判小判などの宝物が、ざくざくと出てきました。
◆それを見ていた、隣の家の意地悪爺さん・・・。
ポチを自分の元に連れてきて
「宝物がどこにあるのか教えろ!」と、命令しました。
するとそのポチは・・・。
「ここ掘れ、ワンワン」と吠えました。
そこを意地悪爺さんが掘ってみると、
うじやムカデや腐った生ごみがワンサカと出てきました。
◆これに怒った意地悪爺さん、
正直爺さんが大切にしていたポチを殺してしまいました。
正直爺さんは可愛がっていたポチを殺されて、とても悲しみました。
丁寧にポチを葬り、庭に埋葬しました。
すると、どうしたことでしょう。
翌年の春に、そこから木の芽がでてきて、ぐんぐんと育っていきました。
◆正直爺さんは、亡き犬を偲んでその木から、
お餅をつくための杵と臼をつくりました。
そしてできた杵と臼で、お餅をつきました。
すると、ついたお餅が
「大判、小判に、どんどん変わるではないですか・・・」
こうして正直爺さんはお金持ちになりました。
◆これを見ていた意地悪爺さん・・・。
大判、小判ほしさに、正直爺さんの杵と臼を勝手に持ち出して、
餅をつきました。
すると、どうしたことでしょう。
ついた餅が、ゴキブリやダニや糞尿に変わりました。
これに腹をたてた意地悪爺さん、またまた懲りずに・・・
正直爺さんの大切な杵と臼を壊して、
さらに燃やしてしまいました。
◆正直爺さんは、大切なポチの形見の杵と臼を燃やされてとても悲しみました。
そこで、その燃えカスとなった「灰」を集めてきました。
そしてその「灰」を枯れ木に蒔きました。
すると!!どうしたことでしょう。
その「灰」をまいた枯れ木に「美しい花」がどんどん咲きました。
そこで正直爺さんは、廻りの家の人たちを喜ばすために
「枯れ木に花を咲かせましょう」
「枯れ木に花を咲かせましょう」
「枯れ木に花を咲かせましょう」
といって、他の家や道にある枯れ木に「灰」を蒔き、
枯れ木に花を咲かせて、廻りの人たちを明るくして、喜ばれました。
それを見ていたお殿様は
「枯れ木に花を咲かせる正直爺さん」にとても喜んで
「花咲か爺さん」として、豊かなご褒美を与えました。
◆これを見ていた意地悪爺さん・・・。
今度はご褒美欲しさに正直爺さんの「灰」を勝手に持ち出して、
お殿様の前で「灰」を枯れ木にむかって蒔きました。
するとこの時、強い風で「灰」が飛び散りお殿様の目に入り、
お殿様はたいそうお怒りになられました。
結局、意地悪爺さんは、
お殿様に捕らえられ牢屋に入れられてしまいました。