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2019/04/19 00:05

普通の人は「Why型」、天才は「How型」

 坪田さんは、フルマラソンを例に、普通の人と、才能があると言われる人の考え方の違いを示しています。

 あなたがフルマラソン初心者で、42.195kmを完走したいと思いレースに参加したとしましょう。1度目のマラソンでは30kmまで走り、リタイアをしてしまいました。次こそは完走したいと思い練習を重ね、参加した2度目のマラソンでは、35kmまで走ることができました。このペースで記録が伸びれば完走できるはずと思い参加した3度目のマラソンは、20kmでリタイアしてしまいました。

 あなたは、この記録をどのように捉えるでしょうか? 坪田さんは、この結果に対する捉え方から、「Why型」「How型」の2タイプに分けられるといいます。そしてほとんどの人は、これを「失敗」や「退化」と捉える「Why型」であると述べています。

 「なぜ前回よりも走れなかったのだろう? 私には才能がないのだろうか?」のように、「なぜ?」を考えてしまうのが「Why型」です。完走するという「結果」から見て、それができなかった理由を細かく分析してしまうのです。「Why型」でいるうちは、結果がついてこなかった時点で、自分には才能がないと考えてしまうため、能力が伸びていきません。

 一方、天才や才能があると言われる人たちは「How型」で物事を考えるといいます。「How型」は、「自分が走って楽しいから」マラソンをやっているので、「何キロ走れるか」「完走できたかどうか」といった結果には意識が向かず、「次はどうしたらもっと楽しくなるか」を考えるといいます。

 もしかしたら、20kmまでしか走れなかった時の平均タイムは、35km走れた時よりも速かったかもしません。このようにその瞬間の変化や過程に喜びややりがいを見つけ出すことができるため、能力が伸びやすく、最終的に結果を出して、「才能」を手にすることができるのです。

 「Why型」の場合、結果だけに左右されてしまうため、その成長の経過に価値を見出せません。「結果」を決めてから「今」を判断してしまうので、自分に限界を作ってしまい、能力が伸びていかないのです。

 坪田さんは、能力を伸ばして才能を手に入れたいのなら、「How型」で物事を考えることが重要であると述べています。

 「Why型」で考える人は、結果主義者。自分に限界を作り、能力が伸びない。結果ではなく経過を楽しめる「How型」は、能力を伸ばして才能を手に入れる。



ステキな記事抜粋させていただきましたm(__)m