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2019/06/03 13:50
蓮の花は泥水の中でもきれいな花を咲かせるのに有名ですが葉っぱは水玉がさらさらと流れていきます。
蓮の葉のようにこだわらない執着しない流れるように生きることを教えてくれます。
完璧なまでも水をはじく蓮の葉っぱこれもまた美しいです。
降る雨の一粒一粒の一滴をかき集め大きな水滴となり
そして風に揺れるその水滴は蓮の花を咲かせた沼地に落ちていく。これも美しいのです。
蓮の葉に触ると表面がツルツルとした葉と
ザラザラとした感触の葉があります。どちらの葉も顕微鏡で拡大して観察すると表面には
10μm(マイクロメートル)程度頭が半球となった円柱が
規則正しく並んでいるのです。
それはワックス様物質で出来ているらしいです。その為
水がこの上に乗っても葉の表面に広がって濡らすことは出来ません。
水そのものに表面張力、凝集力があり玉となってしまうのです。
また、ザラザラした葉にはところどころに毛茸(もうじょう)と呼ばれる
突起があるのです。この様な
水を弾く性質を撥水(はっすい)性、といっています。蓮の葉にはとくにこの性質が際だっていて
「超撥水性」と言われるほどです。
「泥の池の中にあっても清らかな花を開く蓮」を例にして煩悩の汚れの中にあっても
それに染まらず清浄を保っている人の喩えでしょう。
昔の和歌などに詠まれた蓮は
花よりもむしろ葉の水玉についてのほうが
多いようです。