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2019/11/13 19:57

目先の問題だけを解決しようとするのではなく「どういう自分になりたいか」という視点を持つ

高い視点から考える

人間力の高い人はトラブルに直面したとき、自己責任で解決しようとするというのは前項のとおり。もうひとつの特徴として、彼らはただ目先の問題を解決しようとするだけでなく、「どういう自分になりたいか」という視点をもつ傾向があるようです。

「例えば、僕自身の経験なのですが、ぎっくり腰になった場合、腰の痛みを消すことだけに目を向けるのか、二度とぎっくり腰に悩まされない健康な自分になりたいという視点をもつのかで、脳に入ってくる情報量が雲泥の差になります。

現在の痛みにのみとらわれていると、ただ受身の姿勢で治療を受けて、その痛みがおさまるだけで満足してしまいがちです。そうなると、また同じ症状を繰り返すかもしれません。

他方、僕の場合、二度とぎっくり腰に悩まされない健康な自分になりたいという視点をもつことで、身体の仕組みや栄養、運動などさまざまな方面に自然と関心が向き、その方面の知識がどんどん増えました。結果的には、ぎっくり腰が完治しただけでなく、ずっと以前から悩まされていた背中の痛みや肩・首の凝りまで解消することができたのです」(池田さん)

誰しもトラブルに直面するのは嫌なものですが、それが自分の知識を広げたり、自分を成長させたりするチャンスだと思えば、ちょっとワクワクしませんか?

上記の例は健康面のトラブルでしたが、仕事や人間関係に関しても同様です。ただ、目先の問題を解決しようとするだけでなく、「この先どういう自分になりたいのか」という一段高い視点から物事を捉えましょう。